ボランティアスタッフの篠崎です。
2月3日、JICA横浜にて開催された「よこはま国際フォーラム」に参加し、「日本にやって来たばかりの難民・移民になってみよう!」と題したグループディスカッションの場を設けました。
・住まいを探すにはどうするのか?
・職を探すにはどうするのか?
・病院へ行くことはできるのか?
など、その後の彼らの身に起こる生活の悩みやトラブルについて考えていただく内容です。
実際に、ミャンマー人難民として日本にやって来た、当会理事のトゥン・アウンキンから、実体験をお話させていただきました。そして、船で命からがら日本に渡ってくる難民が置かれた状況は、日本の生活環境からは想像を絶するものであることを、理事長の深山からお伝えいたしました。
過酷な“サバイバル”そのもので、 病気になっても医療費が払えないため、我慢して耐え忍んでいることや、 知人を伝ってどうにか住まいや職を探していく話は、難民の現状を知るには十分な内容だったのではと思います。
本やネットだけでは知り得ない「生の声」は、 やはりイベントに参加してこそ理解しうるものだと、自分も改めて感じました。今後もこのようなイベントに積極的に参加をして、このリンクトゥミャンマーの認知度を高め、規模の拡大に寄与できればと強く思っております。
10月に現地視察をしてまいりました、ミャンマー西部ラカイン州にある「パレ・ヤーダナー寺院学校」の校舎増築プロジェクトのため、また新たなプラットフォームでクラウドファンディングを始める予定です。
ぜひ、皆さんにもクラウドファンディングやイベントを通じて、リンクトゥミャンマーの活動を知っていただくことを願っております。
ボランティアスタッフ 篠崎