多文化相談ボランティア養成講座へ講師を派遣しました

2019年3月25日、当会のミャンマー人相談員トゥンアウンキンが、横浜YMCAにて開催された「多文化相談ボランティア養成講座」の講師を務めました。

 

内容は、

  日本への移住の背景

  日本に住むミャンマー人の支援活動を始めたきっかけ

  活動を通して感じること(日本の制度や活動を通じての課題など)

 

難民として日本へ逃れて来たのち、在日ミャンマー人の相談にのるようになった経緯を、自らの体験をもとに語りました。

 

また、10年以上在日ミャンマー人の相談に対応してきて感じる課題等を話しました。

参加者の皆様からいただいた感想の一部をご紹介します♪

 

・ミャンマーについて、全く知らなかったので全体を通じて勉強になった。日本における外国人労働者を取り巻く環境の問題がやはり両者の暗黙の了解の中で拡張されているようだと再認できた。

 

・ミャンマーのこと技能実習生のことを知ることが出来ました。日本に来る目的が仕事ということはよく理解していますが、プライベートとして日本人との交流も進めばうれしいです。

 

・今まで知らなかったミャンマーという国を少しでも知ることが出来たのは良かったです。

 

・NGOやある関心を共有している人たちとはまた違う意見や現実がある。そういうのを知ることも必要だと思いました。

 

・神奈川県内で外国人をサポートする団体があることを知りました。その活動について調べてみようと思います。

 

・その国も成長していく時期があるのだと感じました。日本は飽和状態になっておりように思う今日この頃ですが、上へ上へとのびていく時から、横へのつながりを広めていく時期に入っているのだと考えさせられます。

 

・まだ若い成長過程にある国とつながって共により良い生活を過ごせる国民が増えることを願います。

 

・今回ミャンマーの人が残業がしたいと思っていることや、残業をしないと生計が立てられないということがお話の中でも印象的だった。希望を持ってくる人たちが、劣悪な環境に入ってしまう社会のシステムを残念に思った。

 

・海外を目指す人は人それぞれ。日本に来る理由もまちまち。当然のことですが、そういうことを改めて気づかされました。国の政策や社会によって不当な状況に陥らないで共に住民として生活できるためには、変えるべき制度は変わるように意志を集めまた一緒に支援する仲間も同時に増やすことが必要ですね。

 

・歴史と地理から感がることが必要だと思いました。過去よりも現在を大切にして未来を考えて今の課題に取り組んでいくことが解決への一歩だと思いました。


●リンクトゥミャンマーでは、多文化共生や在日ミャンマー人の抱える問題などをテーマに、講師派遣・出張授業を承っております。詳しくは、こちらをご覧ください♪