クラウドファンディングを立ち上げた方々にインタビューしているサイト
「CO-CROWDFUNDING」に、NPOリンクトゥミャンマー理事長の深山沙衣子がインタビューをうけました。
インタビューの詳細ページはこちら↓
http://crowdfunding-inspire.com/myanmartempleschool
一部抜粋しますと・・・
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今回のクラウドファンディングのプロジェクトのコンセプトについて教えてください。
深山沙衣子>
ミャンマーの貧困問題を解決したいという気持ちが1番にありました。コンセプトは、「日本発の草の根で実施できるミャンマー・ラカイン州支援」です。
★ラカイン州寺院学校増設プロジェクトへの支援頁ページはこちら↓★
コクラ>
なぜ、この挑戦を始めたか教えてください。
深山沙衣子>
ミャンマーは少数民族州がとくに貧困に苦しんでいますが、特に宗教の違いや貧困問題で課題の多い、ラカイン州という場所を、日本から草の根で支援するにはどういう形が良いかを考えていました。
宗教の対立で、世界のメディアを騒がせているロヒンギャ問題の現場でもある州です。現地の人々は、貧困ゆえに、排他的な過激な思想に染まりがちです。それに対して、ミャンマー国民でない日本人の自分が、「過激な思想はよくない」「世界平和を実現しよう」と言ったところで、その言葉の力は弱いです。
なぜなら、現地にいる当事者は貧困や、ミャンマー中央政府の政策(ラカイン州の天然ガス田開発利権をほとんど中国に取られている)に翻弄されていて、「世界平和」を希求する余裕がないからです。
それでも、このラカイン州を良くしたいと思い、日本人にできる、現地の人々が受け入れてくれる支援をしたいと、何年も考えていました。そして行き着いた結論は、「日本にいるミャンマー人の意見を聞いて、彼らが支援を求めている場所に支援するのがいい」という、非常にシンプルなものでした。
NPOリンクトゥミャンマーでは、日本に住むミャンマー人の買い物支援やアルバイト紹介、通訳などの支援することが多いのですが、こうした支援を通じて知り合ったミャンマー人(ラカイン州出身者)から、彼の母校である寺院学校兼孤児院の存在を聞きました。
校舎を増築したいけれども、増築資金が不足していて、建設が途中になっている孤児院があるというのです。現場を見に行くと、そこにいる1000人以上のこどもたちが学ぶ姿がありました。
日本から遠く離れた場所にある、ミャンマーの少数民族州の孤児院ですが、ここの出身者が、より良い生活を求めて、日本に渡ってきて、仕事をしています。
この現実を見た時に、「日本から離れているミャンマーの孤児院と、日本のつながり」は確実にあると思いましたし、遠く離れたラカイン州の寺院学校兼孤児院の支援を行ってこそ、ミャンマーの人々の教育の機会を増やし、それによって仕事の機会を増やし、貧困や過激思想をなくしていく、これで世界の平和につなげることができると感じています。
これが、クラウドファンディングを始めた理由です。
つづきは以下のリンクからご覧ください!!