〈インターン期間中行ったこと〉
・定住支援事業に関わる助成金申請書類の作成
・定住支援
(病院同行・病院への問い合わせ・電気料金請求書に関する問い合わせ)
・日本語面接練習
・日本文化に関する紹介動画投稿
・多文化共生ツアーへの参加(2月)
など
〈インターン期間での目標〉
私は、インターンを開始する前に、
「外国人支援」に関しては、
① 在日外国人に寄り添った対話を通じて、相手のニーズに沿った支援を行う。
② 在日外国人が抱えている問題に関して発信する。
「国際文化交流」に関しては、
① リンクトゥーミャンマーが参加しているイベントに積極的に参加し、日本人がミャンマー人を取り巻く状況にたいして理解を深められるようにお手伝いをする。
② 日本人が興味を持っているミャンマーの文化、ミャンマー人(在日外国人)が興味を持っている日本の文化について発信する。
という目標を立てました。
〈インターン期間中の目標達成)
「外国人支援」の目標①に対して、私は、病院同行支援などを実際に行い、相手に寄り添った対話を通じて、相手のニーズに沿った支援をおこなうという目標を達成したつもりでいました。しかし、前回のブログで書いたように、同行させていただいたミャンマー人の方が、診察中、先生がおっしゃっている日本語をしっかり理解し、先生との意思疎通を行っていらっしゃる様子から、「診察の内容を確認して、手取り足取り簡単な日本語にする必要はないだろう」という思い込みをしてしまい、血圧に関する診断について齟齬を起こししまったことに気が付きました。この経験から、支援を行う際には、もっと支援を行う相手の方に寄り添い、相手の様子をくみ取って考慮する必要があり、私はこの力を磨く必要があると思いました。
目標②に関しては、当会のブログの定住支援報告記事にて、在日ミャンマー人の方が、日本語による診断が難しく、理解することが困難である現状をお伝えすることができたと思いました。
「国際文化交流」の目標①に対して、多文化共生ツアー(2月)に参加し、在日ミャンマー人の方の生活状況を知ることができたものの、日本人の方がミャンマー人を取り巻く状況に対して、理解を深められるようにお手伝いをするためSNSで学んだことを発信するなどをすることができませんでした。次のブログにて、ご紹介できればと思います。
目標②に対して、私は、在日ミャンマー人の方の多くが、故郷の味を求めて、日本のミャンマー料理店を訪れるということを知ったため、「やさしい日本語」による私が住んでいる川崎の有名な場所を巡り、ミャンマー料理店に立ち寄るというコンセプトでミャンマー料理店紹介の動画を投稿しました。少しばかりですが、ミャンマーの方が興味を持っている日本の文化をご紹介できたと思います。
〈そのほかの活動に関して〉
目標達成に書いた業務以外にも日本語面接練習、助成金申請書類の作成を行いました。日本語面接練習に関しては、普段私が日本語のボランティアで教えているオンラインの授業とは異なって、通信状況が悪かったり、面接相手の方が来ない、声が聞こえないなど予想外の出来事がたくさん起こりました。面接自体は、なんとか切り抜けることはできましたが、なかなかやさしい日本語による質問が浮かばず、「今日はうまくできなかった、、、。」と反省し
ました。今後、このような状況で日本語の授業を行う際には、今回の経験を活かして、臨機応変に対応したいと思います。
助成金申請書類作成業務に関しては、すべて書式自由で、10種類近く書類を準備しなければならないという高い壁に当たることになり、大変苦戦しました。しかし、いろいろな方に助けていただき、何とか作成することができたと思います、、、。
〈最後に〉
以上1か月にわたって、さまざまな業務に携わることで、在日外国人の生活状況、困りごとを知り、かつ自分が今までやったことが少ない申請書類の作成など経験することができました。外国人支援に直接かかわったことですることができたことを今後大学院での学びに活かしていきたいと思います。
1か月間どうもありがとうございました。