日本で暮らす外国人の数は平成31年6月時点でで282万2189人、在日ミャンマー人数は平成31年6月時点で2万8860人です。うち、東京都と神奈川県の在日ミャンマー人数は1万1545人と、在日ミャンマー人総数の約40%を占めています。(法務省の統計)
日本で暮らすミャンマー人は、文化や言葉の違いから日々の生活で様々な困難に直面しています。日本語でのコミュニケーションが難しいために病院で正確な病状を伝えることができない、ビザの更新書類をそろえられないなど、日本で暮らす日本人にとっての「ささいなこと」が大きな問題になることがあります。
私たちは、そうしたミャンマー人の日々の生活に寄り添い、話を聞いたうえで、ゆくゆくは自分でできるようになる(自立)ことを目標にした支援をしています。
2017年4月~2024年3月末までに、2,439件の相談に対応いたしました。
日本人とミャンマー人がともに生活していくためには、お互いのことを知ることが大切だと考えます。
私たちは、日本で開催される国際交流イベントに、在日ミャンマー人と共に参加し、書籍やダンス、歌、料理などを通して交流を深めると同時に、多文化共生を促進しています。
2017年度は、国際交流祭りやイベントに来場した一般市民・在日外国人ならびに 講座に参加した日本人 約 30,000 人にミャンマーについて紹介することができました。
日本の方向けに、日本の方向け ミャンマー人に関する相談窓口を開設しております。また、
ミャンマーを知りたい学生・研究者・社会人・皆さまへの情報提供もしていますので、お気軽にお問合せください。
かんたんミャンマー語教室やミャンマー文化を知る講座も随時開催しております。
ミャンマーでは平成28年3月に、総選挙で選ばれた国民民主連盟主導の政権が誕生しました。国際的な開発支援が本格的に始まり、日本政府はミャンマーに対して約939億円の円借款を実施する書簡を交わしました(外務省発表)。
現状では、特に少数民族が住む地域に開発支援が行き届いておりません。
私たちは、少数民族地域、とくにミャンマー西部のラカイン州の人々に向けた支援を行います。