皆様こんにちは。インターンの杉原です。
総合病院に入院・手術をすることになったミャンマー人30代女性の病院同行支援をしました。
彼女は2年前から調子が悪く、今回手術となり入院前検査と術式の説明を受けるため、一緒に病院へ向かいました。
今まで大きな病気や大きな怪我もしたことも無く、入院もしたことが無いという女性は、初めての手術に不安しかないという状況でした。
今回は全身麻酔による手術のため、入院前検査は血液検査とレントゲン検査 心電図や 肺機能検査など。この検査は、何のための検査でどのような検査なのか?を翻訳アプリで説明し、本人が理解した上で検査に臨みました。
日本語で書かれた検査の説明書が理解できず、戸惑う患者さんへの同行支援は、必要だと強く思います。
担当医の先生はとても親切な先生で、術前説明では術式の図を書いて日本語と英語でゆっくり説明してくれました。
そのうえで、同行者がミャンマー語の翻訳アプリを使って、本人がうなづくまで説明。
説明終了後は、担当医 看護師 患者本人とも、納得の笑顔を見せてくれました。
また手術によるリスクの説明や、リスクを理解した上での本人の同意書が必要です。
リスクに対する同意書は、私たちでも怖いな、不安だなと思う言葉が並びます。
患者さんには、可能性が低くてもリスクがあることを理解してもらい、同意が無いと手術ができないことを翻訳アプリでやりとりをして、同意を得ます。
最後に依頼者に、不安に思うことはないかを質問、大丈夫だと確認し術前の同行支援は終了。
次回は、入院~退院までの同行についてのブログをアップします。