皆様こんにちは!インターン生の平田です。今回は10/7(月)に実施した、ミャンマー人男性の子どもの保育施設探しの支援についてお伝えします。
今回の依頼者の支援は2度目でした。NPO法人リンクトゥミャンマーでは、同じ依頼者に何度も支援を依頼されることがあります。
まず、保育施設に提出する書類である、給付認定申請書、利用申込書、保育を必要とする事由の証明書作成のお手伝いをしました。
今回の支援は、今までで最も困難に感じました。私がこれまで実施してきた支援は、学生の年金免除の書類作成、銀行口座開設、病院受診、市民税の支払い、クレジットカード申請です。病院受診や銀行口座開設は自身の経験がありましたが、経験のない保育施設の書類申請等については知識がなく、やるべきことがわからなかったため、それを調べたり聞いたりすることから始まりました。
市内の保育施設の空き状況を調べ、また依頼者の家や子どもの母親の勤務地からの距離を考え、希望施設が決まっていなかった第2希望以降の施設を決定しました。
支援では、”生活保護” ”保育必要量”などの伝えることが困難な単語が登場したため、インターン生が翻訳アプリを使用しても伝えられなかった言葉は、通訳に翻訳してもらい依頼者と会話することで、正確に書類を作成することができました。
その後は、保育園に同行し提出書類と他に必要書類、今後の流れの確認を行いました。その中で、保育士さんに「ここの保育園に入ることになったら、説明会も同行しますか?来てもらえたら助かります。」と言われました。今回はインターン生と保育士さんがほぼ全てのやりとりを行い、さらに同行で助かったという旨の発言も聞けたことから、この同行支援の活動を必要とする日本人は、自分が知らないだけで想像以上に多くいると感じました。
これまでの支援では、初めはミャンマー人の方の力になれたらいいな、という想いが強かったです。しかし、何度も支援をする中で同行先の日本人がインターン生の同行を必要としており、この活動が日本人にとって非常に重要なものであるという認識が強くなり、日本人のためにも頑張ろうという気持ちも大きくなりました。
NPO法人リンクトゥミャンマーで支援できる人数は限られています。そこで、市が市内の保育園に対して多言語対応の入園説明書を作ったり、外国人や保育園側の相談を受けたりする第3者機関を作ることで、より多くの在日外国人と日本人が過ごしやすくなるのではないか、と考えました。