多文化共生スタディツアーに向けた思い

皆さんこんにちは!

インターン生の塚谷です。

 

僕は、数カ月間カンボジアに住んでいたのですが、観光とは違った、生活しなければ分からない苦労や問題点がありました。

まず、言葉が分からない。多少は勉強していったはずなのに全く通じませんでした。どこに何を売っているのか、両替所はどこか、お店は値段が書いていないのでいくら払えばいいのかなど、分からないことだらけ。日本では当たり前にやっていることがすべて当たり前ではなくなりました。その時に感じた不安は想像以上でした。

また、何か緊急事態が起こった時に対応できないという問題があります。僕はカンボジアの道をバイクで走行中、車にひかれてしまいました。日本ならすぐに警察に連絡するのが一般的ですが、国が違うと法律も違う。それに現地人同士ではなく、外国人と現地人の事故。周りにはたくさんの現地人がやってきて、警察もやってくる。あれこれ言ってくるが当然、何一つ理解できませんでした。自国を離れ、見ず知らずの土地で暮らすことの大変さを痛感しました。

現在、日本には多くの外国人が住んでいます。その中には、自国の家族を養うため、自分のキャリアを再構築するため、日本で生活している方も多くいます。その方たちは、程度の差はあれ、少なからず悩みや問題を抱えています。僕自身カンボジアでの「自分は外国人である」という経験を通して、在日外国人たちの苦労や生きづらさを知り、何か力になりたいと強く思いました。

 

在日外国人と実際に接することで、その方たちがどのような思いで来たのか、何が問題なのか、いかに大変なのかをより多くの方に知って欲しいです。正直、ネットで検索すれば外国人の抱える問題は分かるでしょう。しかし、直接会って話を聞くことの方がどれほど記憶に残り、価値があるのかは言うまでもありません。在日外国人に対する理解を深め、多文化共生社会を一緒に作っていきませんか?

 

詳しくは、下記のリンクからお願いします。

https://www.npoltm.org/tabunka202311251126/