みなさん、こんにちは!
NPOリンクトゥミャンマー インターン生の木村です。
10月3日に、同行支援を行いました。
今回の同行支援では、成田空港でミャンマーからきた5人の方々を出迎え、栃木にある栃木国際教育学院へ行き、ここから寮に入るまでを案内することが目的でした。私は、諸事情により栃木国際教育学院に着く手前で帰らせていただきましたが、今回途中まで同行支援を行って感じたこと、学んだことについて書かせていただきます。
今回の同行支援で私が主に行ったことは、
①ミャンマー人の方々の待機、
②成田空港や乗り継ぎの駅での切符の購入、
③荷物の持ち運び
などです。
今回の支援を通して、日本に初めていらっしゃる方々にとって、交通機関で2時間弱かかるところへ移動することがいかに難しいかを改めて痛感しました。また、成田空港でパスモカードを購入しようとしたところ、たまたまその日売り切れていて購入することができず、スマホでパスモアプリを入れようとしてもおサイフケータイ機能に対応していないなど、予測不可能なシチュエーションも付きものだと知りました。
今回支援した中の一人に、私と同い年の方がいました。親元を離れて難民として日本で暮らしていく人生は、私にとっては理解し難いし、辛いことです。しかし、彼女の顔には安心感やこれからの人生に対する気概を感じられる表情が見受けられました。同じ時に生まれた同士なのにこんなにも環境や生い立ちが違う人の存在を前にして、私は言葉を失いました。
同行支援中は、言語の壁もありなかなか踏み込んでコミュニケーションをとることができませんでした。しかし、初めて行った同行支援よりも、彼らの立場にたって考えることができたと思います。無論、完全に理解することは不可能ですが、少しでも寄り添えていたら幸いです。
私が帰る際に、今回支援をした方々に何度もお礼をしていただきました。異国の地で、頼れる身元もいない中で不安はいっぱいあります。そんな中で、大したことではありませんが、貢献できたことを嬉しく思います。