みなさんこんにちは!
リンクトゥミャンマー事務局の坂田です。
当会は、2/20(日)に開催された「SDGsよこはまシティ冬」のイベントにおいて、『外国人とともに生きるために何ができるか」多文化共生ワークショップ』を実施しました。
そこで、このブログではその企画の概要や実際の反応、そしてスタッフの感想をお伝えいたします。
こちらの企画は、多文化共生や外国人問題に関する理解を深め、問題の解決策や自分が何ができるかを考える機会とすることを目的として行いました。
具体的には、当会が定住支援を行う中で遭遇した、外国人労働者の事例をもとに在日外国人と労働というテーマで議論を行いました。
まず最初に、当会の代表である深山が、「進んで残業を行おうとする外国人労働者」や「残業を規制する制度により、外国人を雇用できなくなった企業」の事例について簡単に紹介しました。
次に、その事例をもとに参加者同士で、①一般的な日本人にとって労働・仕事とは何か?、②在日外国人にとって労働・仕事とは何か?、③外国人労働者が長時間働くことは問題なのか?の3つのテーマでディスカッションを行いました。
そして最後に、参加者同士での議論で出た意見をまとめ、実際に現場で外国人労働者と触れる代表の考えをご紹介いたしました。
参加者からは、「なかなか学ぶ機会のない国内の外国人労働者の実態について学ぶことができ、大変勉強になった」や「ディスカッションを通して自分自身の考えを広げることができた」との感想をいただきました。
定住支援や在日外国人の実態を伝えると同時に、議論をし考えを深められるような機会が提供できたのではと思います。
一方で、「ただ話をしたという感じで、少し時間が短かった」というご意見もいただきました。
イベントの進め方や流れを見直し、より満足度の高いイベントに繋げられればと思います。
私自身スタッフとして参加してみて、まず多文化共生や外国人問題に高い関心を持たれている方が多く、勇気づけられました。
ディスカッションをする際も参加者同士で積極的かつ建設的に議論をしてくださり、参加者の皆さんに関心の近い方々と議論する場を提供できたと思うと嬉しく存じます。
また、代表のイベント内でのお話は事前に知っておりましたが、改めて外国人労働者と一般的な日本人が置かれている状況は全く異なり、知ろうとしないと分からないものなのだと感じました。
また、「こうした活動を続けてほしい」や、「近いテーマで現場の話を聞きたい」といった感想をいただきましたので、連続の企画も来年度以降できればと考えております。
今後もイベント含め、さまざまな事業を実施していく予定ですので、皆様のご支援をどうぞよろしくお願いいたします。
坂田