こんにちは、森本です。冬風が頬を撫で、寒さに震えるこの季節、皆様いかがお過ごしでしょうか。
今回のブログは、ミャンマーという国を皆様に新しい視点から理解していただきたく、一生懸命したためたものになっております。最後までお付き合いいただけると幸いです。
突然ですが、皆さまに質問です。
「ミャンマー」とは何ですか?
…何を聞いてるんだと、思った方もいらっしゃるでしょう。今や、ニュースで聞き慣れた言葉になりましたし、「国」・「国名」と言ってしまえばそれきりです。実際、「ミャンマー」という国は存在しますし、間違っておらず、むしろ大当たり、拍手喝采です。
(引用元:https://www.city.fukuoka.lg.jp/soki/k_kouryu/shisei/yangon.html)
ですが、こう付け加えられたらどうでしょう。
「国」・「国名」・「軍事クーデター」以外で
答えられる方はめっきり減るのではないでしょうか。地理の詳しい方なら、首都や人口、使用言語などを答えられるかもしれませんが、本当に心底ミャンマーについて理解している、という方は、ほとんどいないのではないでしょうか。
このように私たちは、「ミャンマー」についてほとんど何も知らないのです。先程も出てきた「軍事クーデター」のように、断片的な内容がメディアにより取り上げられ、我々は知ったつもりになっているのです。
では、どうすれば「ミャンマー」についてより多く知ることが出来るでしょうか??
例えば、貴方がアメリカに留学するとします。留学する前にどのようなことについて調べますか?
留学費用のことはもちろん調べるでしょう、保険についても色々知っておく必要が出てきそうです。ホームステイ先も決める必要がありますし、その国で使用されている言語も調べるでしょう。
ではそれ以外に、何を調べますか? 歴史ですか?大統領ですか?国歌ですか?
おそらく、その国の地域や民族、風土や文化について調べるのではないでしょうか。
先ほどのアメリカの例をとって見ても、「サンフランシスコは暑いのかな?」だったり、「あっちではどんな行事が行われているのかな?」だったり、「観光地で有名なのはどこかな?」と、その地域について様々調べると思います。
ここから言えること、それは…
地域や民族、風土や文化について知ることは、その国を知る糸口になる
ということです。
その国の根本的な部分を知ってから初めて、「その国のことを理解できた」と言うことが出来るのです。
もちろん、
「ミャンマー」を知る上でも、同じことが言えます。
「ミャンマー」の地域や文化は、多種多様であり地域や民族によって、使用する言語も、つないできた文化も違います。複雑とは言いませんが、どの文化もオリジナリティを持ち、双子のように同じだとは断じて言えません。
地域それぞれが独自で守ってきた、それらの要素を見つめることで、私たちは「ミャンマー」に対する理解を初めて得ることができるのです。
ここまで、「ミャンマー」を理解する上での地域・民族・風土・文化が重要であると述べてきました。
次回より、「ミャンマー」を8つに区分し、分けられた地域を民族・風土・文化を加えて説明していこうと思います。また、何故このブログのタイトルに「世界」というフレーズが存在するのか、「世界」とはどういう意味か、という点も含めてお話していきたいと思います。
今回はここまでです。最後まで閲覧してくださりありがとうございました。
森本