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インターンを終えて

皆様こんにちは。インターン生の杉山日紀(すぎやま かすみ)です。

 

9月から12月の約3か月のインターンを終えて、どのような経験をしたか、何を学んだかを書かせていただきます。

このブログを読んで、リンクトゥミャンマーでのインターンやアルバイトに興味のある方の参考になれば幸いです。

 

経験した業務

当会は定住支援・異文化交流・国際協力の3つを中心に活動しております。

定住支援では

・就職した際の保証人が日本にいない在日ミャンマー人の保証人となる書類を書く

・コロナのワクチン予約のお手伝い

・ビザ更新のお手伝い

・永住権を得るための理由書を書くお手伝い

・クレジットカードの発行のお手伝い

・食糧支援

等をさせて頂きました。

インターンをする以前は、「外国人が日本で生活するには大変なことがありそうだ」とは思っていたのですが、実際に定住支援を経験して、外国人にとって日本での日常は想像以上に些細な事が大きな壁となっていることを知りました。

 

 

異文化交流では、大和市講演会で登壇する機会を頂きました。

「どのように、受け手が聞きたい情報を正しく、簡素に、分かりやすく話せるか」という点で苦戦しましたが、団体の一人として大勢の方にお話しする貴重な経験でした。また、私自身ミャンマーに訪れた経験があり、ミャンマーについて知っていたつもりでも、プレゼンを準備する過程で自身の勉強になったことが多くありました。

 

SDGsを通した異文化理解を目的にブログを書きましたが、団体の一人として発信する経験は初めてで、どのような立場で物事を書いたら良いかを学びました。

 

また、理事長の深山さんからは電話対応やオフィスマナーなどといった、将来社会に出て働く上で必要な常識的なことまで、未熟で社会経験もない私に一から教えて下さいました。

 

インターンで学んだこと

私は大学で移民難民の勉強をしています。また、外国籍の子供に関わるボランティアもしています。

また、私自身小さい頃から国内ではありますが、父の転勤で頻繁に引っ越しをしていました。引っ越し先で方言を喋ることで、担任の先生から嫌がらせを受けたり、育った環境が違う周りの子からも浮いていました。このような経験から、場所を変えて暮らすことは想像以上の苦労がある中で、外国人がどのように日本社会に馴染めるのかに興味があり、そのお手伝いをさせて頂きたいと思いインターンをしました。

 

インターンを終えて多文化共生に必要なことを多く学びました。

日本で働きたい外国人と、働き手を求める日本の両方の良い関係の構築には、受け入れる日本側も、そして外国人側も一方が満足して一方が我慢するのではなく、双方の理解や譲り合いが必要だと学びました。

また、定住支援で経験したように、外国人は助けが必要な時が多々ありますが、可哀想な対象として見るのではなく、ありのままを尊重することが対等な関係であると気づきました。

 

 

また、事務局や同じインターンの同世代のスタッフと働いた経験も多くの刺激がありました。内容が濃い仕事が早いことや、判断力があること、先を見通して私のフォローをして下さる場面も多くありました。現在進行中のコーヒー・マスクの販売も私と同じ大学生が企画、運営をしています。

 

さいごに

当会で少しでもミャンマーと日本の市民の接点をつくる一人になりたいと活動してきました。

今後も当会で経験させていただいたことを活かして社会に貢献していきたいと思います。

 

理事長の深山さんをはじめとするスタッフの皆様、インターンで関わらせて頂いた皆様、本当にありがとうございました。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

インターン生 杉山日紀