こんにちは！事務局の坂田です。
本日は、2021年1月に、私が事務局スタッフとして行った定住支援事業についてご紹介いたします！具体的には、ミャンマー人男性に対して面接練習やミャンマー政府から国籍認定がなされないことに対して陳情書の作成を主に行いました。
面接練習に関しては、ミャンマー人男性に対して、姿勢や身だしなみなど基本的なことから、志望動機や強み、弱みなどを聞かれた時の受け答えを一緒に考えて、その練習をしておりました。こうした面接練習のような就活対策は、日本の就活生相手であれば、さまざまな就活サービスが存在するかと思います。しかし、外国人労働者を相手にしているものはあまりないように思われます。ここに、当会の支援事業の意義の一つがあるのではないかとも感じました。
また、陳情書の作成に関しては、ミャンマー政府から国籍認定がされないことで困っているミャンマー人の代わりとなって、国会議員の方に対してミャンマー政府に働きかけるようお願いする陳情書を作成しました。食料や住居とは異なり、ビザや国籍は政府の管轄事項であり、企業やNPOが交付できるわけではないので、国会議員の方を通じてお願いする運びとなりました。日本にいらっしゃるミャンマー人の生活には様々なレベルで問題が生じえ、それに合わせて多様な手法で解決をする必要性を感じました。
現在、日本においては10都府県での緊急事態宣言が来月7日まで延長され、ミャンマーではクーデターが起きています。これに伴って、国内での労働状況が依然として好転しなかったり、帰国を望まれていたミャンマー人の方が帰国を延期されたりと、多様な問題が継続、出現することが予想されます。
引き続き当会は、相談支援事業に力を入れていきますので、皆様の暖かいご支援、ご協力の程をよろしくお願いいたします。
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皆様も、どうぞお体にお気をつけてお過ごしください。