「社会を変える」という想いから教育関係の職に就いていますが、大きすぎる目標と多忙な現場に疲弊する日々が続いていました。そのことで悩んでいたある日、娘が通う保育園のママ友、つまり深山理事長からリンク トゥ ミャンマー入会のお誘いを受けました。
入会前はミャンマーのことは正直、あまり関心がありませんでしたが、入会後にミャンマーに興味が湧き、ミャンマーに関する情報を見つけては必ず読むようになりました。まだまだ勉強不足ですが、今のところミャンマーの女性の民族衣装の「ロンジー」が、熱帯の花のあでやかさと涼しさを兼ねそなえた美しさで気に入っています。
冒頭の話に戻ると、「社会を変える」ということにはさまざまな方向や手段があります。
まず、方向について私が考えていたのは「誰もが自分の意見を発言し、議論を重ねてその時の最善の策を出し続けること」、つまり民主主義をより徹底することでした。
リンク トゥ ミャンマーに関わることで、この「誰もが」の中に「ミャンマー人の◯◯さん」という具体的な情報が入りました。当法人の会議にともに参加していると彼らの発言し、議論する権利も守りたいと切に思うようになりました。
また、「社会を変える」手段として教育関係の仕事に就いたのですが、当法人のお手伝いをすることで、教育とは違った社会の変え方を垣間みることができました。ミャンマーへの支援とはどうあるべきか、日本とミャンマーとのかけ橋なることとはどのような活動なのか。これからの活動で当法人の仲間とミャンマー人の方とともに考え、行動していきたいです。
リンク トゥ ミャンマー・ボランティア
笹浪みお